「気付かないうちにソファで寝てしまったが、寝心地が悪く起きてしまった」
このような経験があり、高品質なソファベッドの購入を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、ソファベッドの寝心地が悪いと言われる理由や選び方を紹介します。
新しいソファベッド選びに迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。
ソファベッドのタイプ
ソファベッドには、基本となる3つのタイプがあります。
ここでは、1人掛けのタイプから3人掛けのタイプまで、それぞれの詳細や特徴を紹介します。
1人掛けソファベッド
1人掛けタイプのソファベッドは、主に座面を引き出してベッドにします。
全体の形が、I字型であることが特徴です。
1人掛けタイプは、座面の幅が実際にベッドの幅になると考えましょう。
座面が狭いとベッドの幅も狭くなり、座面が広ければベッドの幅も広くなります。
1人用のソファベッドの座面の幅は大体60~80cmなので、シングルベッドの幅である97cmよりも10㎝以上小さいです。
そのため、部屋全体が狭く、ソファベッドもコンパクトにしたい方におすすめです。
座面を前に引き出して、背もたれの部分を後ろに倒すことで水平になり、ベッドと同じ縦長の形状になります。
横幅はシングルベッドよりも狭いですが、縦の長さは170~200cmほどあるので十分脚を伸ばして寝られます。
2人掛けソファベッド
2人掛けタイプのソファベッドは、全体の形がI字型のタイプがほとんどです。
仮に1人が座る座面の幅を50cmとした場合、2人で座るためには座面の幅が120cmほどあればゆったり座れます。
この場合、120cmがベッドの幅になるので、ベッドの大きさはセミダブルと同じくらいになります。
1人掛けタイプと同様に、座面を引き出して背もたれを倒すベッドソファもあれば、背もたれ部分のみ倒すベッドソファもあるので、自分に合っているものを選びましょう。
3人掛けソファベッド
3人掛けタイプになると、ソファ全体の形がI字型だけではなくL字型のタイプもありますが今回はI字型のソファベッドを紹介します。
3人掛けタイプは、ソファベッド自体も大きくなっているため、かなりゆったりと使えるでしょう。
座面の幅がベッドの縦の長さになり、背もたれを倒した際の奥行がベッドの幅になります。
3人掛けになるとベッドの幅も広くなるので、体格のよい男性でも寝返りができるほどのゆったりとした広さです。
ソファベッドの寝心地が悪いと感じる4つの理由
ソファベッドの寝心地が悪いと感じてしまうのには理由があります。
ここからは、主な理由を4つ紹介しますので、今使っているソファベッドに当てはまっているものがあるか確認してみてください。
寝る面が水平にならない
布団やベッドは、寝る面が水平になっていることが当たり前であるため、斜めになっていると寝心地も悪くなりますよね。
ソファベッドのほとんどは、座面を引き出して背もたれを倒しきることで、水平なベッドになるように作られています。
しかし、なかには微妙に斜めになってしまうソファベッドもあるため、寝ているときに自分の体が傾いているように感じることがあります。
せっかく購入したソファベッドの寝心地が悪いとストレスにもつながりますので、購入前に体験して寝心地を確認することがおすすめです。
柔らか過ぎて腰が痛くなる
ソファベッドは、ベッドで使用されるマットレスに比べて、かなり柔らかいものが多いです。
柔らかい分にはよいのでは? と感じるかもしれませんが、実はそうではありません。
ソファベッドが柔らかすぎると、寝転んだ際に体のなかで重たい部分である腰がもっとも沈みます。
ほかの部位に比べて腰が深く沈んでいることで、寝ていても腰に負担がかかり続けてしまい、痛みが生じたり、寝心地が悪いと感じる原因にもなります。
通気性が悪い
人は寝ているときでもコップ1杯分の約350mlの汗をかくといわれています。
マットレスや布団は寝ている間にかいた汗を吸収してくれますが、ソファベッドはマットレスや布団に比べて通気性が悪いです。
素材にもよりますが、寝ている間にかいた汗が吸収されずに通気性が悪い状態になることもあります。
特に、レザー素材は水をはじく特徴があるので、ソファベッドにはあまりおすすめできません。
ソファベッドを選ぶ際には、汗を吸収しやすいファブリック製のものを選ぶとよいでしょう。
狭い
1人用のソファベッドはシングルベッドよりも小さいので、ベッドにすると特に狭いと感じる場合があります。
部屋が狭くコンパクトに置ける1人用を選んだものの、広げてみると狭くて寝心地が悪いと感じてしまいます。
購入後に後悔しないように、購入前の段階で実際に広げた場合の広さが、ベッドのどのサイズになるのかを確認しておくことがおすすめです。
寝心地のよいソファベッドの選び方
寝心地のよいソファベッドを選ぶためには、寝心地が悪いと感じてしまう理由を解消する必要があります。
ソファベッドが柔らかいことで体が沈んで起こる腰痛を防ぐためには、ほどよい弾力性のあるコイルスプリングが使われたソファベッドを選びましょう。
コイルスプリングは、耐久性が高く耐圧分散に優れており腰が痛くなりにくいので、マットレスにも使用されています。
ソファベッドを選ぶ際には、内部の構造も確認することがおすすめです。
また通気性をよくするためには、すのこを使用したソファベッドを選びましょう。
ソファベッドだけでなく、通常のベッドでも使用されるすのこは構造上、通気性が抜群です。
すのこは木製でできており、素材もしっかりしていることから、ソファもベッドもしっかりとしたものを使いたいという方にもおすすめです。
そして購入後に狭いと感じることがないように、2人掛けのゆったりとしたサイズのソファベッドを選びましょう。
ベッドの幅が120cmあればセミダブルと同じくらいの大きさになるので、目安にしてください。
関連記事>>ソファ生地の種類と選び方
寝心地のよいNATUZZI ITALIAソファベッド
最後にNATUZZI ITALIAの製品のなかから、寝心地がよいソファベッドを2つ紹介します。
高品質なイタリア製なので、これから購入される方はぜひ参考にしてください。
DIESIS(ディエシス)
DIESISはNATUZZI ITALIAの企画や開発の専門チームである、ナツッジデザインセンターによってデザインされました。
DIESISは輪郭を縁取っているアームレストや木製の脚など、現代的なデザインが特徴です。
DIESISは電動リクライニングタイプもあり、コーナータイプにして電動リクライニングとソファベッドの両方を組み合わせることや、シェーズロングタイプでソファベッド機能が付いたパターンにもできます。アイテム数がとても多いDIESISの魅力でもあります。
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NOTTURNO(ノトゥルノ)
NOTTURNOはDIESISと同様に、企画や開発の専門チームであるナツッジデザインセンターがデザインしています。
NOTTURNOはソファとソファベッドの2種類があり、どちらもヘッドレストの調整機能が付けられます。
現代的なデザインで設計されているため、どのような空間にも溶け込むでしょう。
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関連記事>>高級ホテルのように寝室をコーディネートするためのポイント
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ソファベッドの寝心地が悪いと感じる原因は柔らかすぎることや通気性の悪さにある
いかがでしたでしょうか?
ソファベッドの寝心地が悪いと感じてしまうことには、ベッドが狭いこと、クッションが柔らかすぎることや通気性が悪いことが原因として挙げられます。
寝心地をよくするためには、2人掛けタイプのゆったりサイズに、反発力があるコイルスプリングが内部に組み込まれているものを選ぶことが大切です。
寝心地をよくするためにイタリア製のNATUZZI ITALLIAの「DIESIS」「NOTTURNO」がおすすめです。
幅広いサイズを取り扱っているので、サイズ選びには問題ないでしょう。
寝心地の悪いソファベッドを選ばないためには、実際に現物を見て寝心地やベッドの幅の広さを試してみることが大切です。
ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。
イタリア家具ならナツッジイタリアにご相談ください。
記事の監修者
2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。
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