ダイニングチェアの購入を考えていても、どのような点に注意したら良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
毎日使うダイニングチェアだからこそ、デザインや快適性にこだわりたいところです。
そこで本記事では、ダイニングチェアの選び方のポイントと、人気のあるダイニングチェアとプロがおすすめするダイニングチェアを各5つ紹介します。
高級感のあるダイニングチェアの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ダイニングチェアの選び方
ダイニングチェアの選び方は、部屋全体のインテリアとの調和や座り心地、サイズや高さなどのポイントを押さえることが大切です。
ここからは、ダイニングチェアの選び方について詳しく解説していきます。
①高さ・サイズ
ダイニングチェアは、使用する人の身長や体格などを考慮した、高さやサイズのものを選びます。
例えば、座った状態で足裏を床に付けた場合、膝の角度が90度 になるものを目安にすると良いでしょう。
しかし、購入前に角度を確認できない場合は、座面高が身長の1/4 になるものを目安としてください。
また、座面より脚が広がっているタイプのダイニングチェアは、思っていたより幅を取る可能性があります。また、アームのあるタイプは引っかかってしまうことも。
そのため、複数ダイニングチェアを設置する場合には、幅がテーブルの脚と脚の間におさまるか確認すると良いでしょう。
②デザイン
ダイニングチェアは、さまざまなデザインのものがあります。
どれにしたら良いのか決められない場合は、テーブルに合うダイニングチェアを選ぶことをおすすめします。
例えば、無垢材のテーブルならファブリック素材のナチュラルテイストのものや、モダンで都会的なテーブルならモダンテイストなチェアを選択するなど、テーブルに合わせて選んでください。
また設置場所によっては、チェアの正面よりも横や後ろ向きが視界に入りやすい場合もあります。そのため、チェアを選ぶときは正面だけでなく、横や後ろ姿のデザインも確認しましょう。
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③座り心地
ダイニングチェアはデザインも大切ですが、もっとも重視してほしい点は座り心地です。しかし座り心地の尺度は、人によって異なります。
【ダイニングチェアの座り心地を左右する要素】
- 背もたれの曲線
- チェアの傾き方
- 座面の素材
- 座面の傾斜や大きさ
などがあり、座り心地はこれらの要素を総合的に判断します。しかし、座り心地は要素だけで決めるのではなく、モデルルームや展示場などで体感してから購入することをおすすめします。
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④人数
ダイニングチェアは1人用のチェアタイプと、2人以上で座るベンチタイプに分けられます。
チェアタイプですと各自、出入りする際にストレスなくお掛けいただけます。またチェア自体のデザイン性が高く、選択肢も多いです。チェアを複数台置くスペースがない場合には、ベンチタイプもおすすめです。
また、テーブルの脚間によってもチェアを置ける台数が変わってきますので、チェアサイズだけでなく、テーブルの脚の間の長さもチェックしてみて下さい。
⑤素材
ダイニングチェアに使われる素材にはウッド、レザー・合皮、ファブリックなどがあります。
これらの素材が単体で、もしくは複数が組み合わされて作られています。
素材によって左右されるのは、座り心地やデザイン性、手入れのしやすさなどです。
それぞれの特徴を以下で解説していきますので、素材からダイニングチェアを選びたい場合の参考にしてください。
ウッド
木製のため、素材が劣化して破れる心配がありません。
そのため、小さなお子さんやペットがいても安心して使えます。
また、メンテナンスの必要性が低く、お手入れもかんたんに済ませられるのもメリットです。
ただし安定していて固さがあるため、長く座るとお尻が痛くなることも。
クッションを敷いて使うのもひとつです。
レザー・合皮
高級感があり、洗練されたデザインを求めている方はレザーをおすすめします。
中でも合皮は比較的安価に買えて、手軽に手に入りますよ。
また水に強いため、飲み物などをこぼしてしまっても手軽にサッと拭くだけでお手入れできてしまうのもメリットです。
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ファブリック
デザインが豊富なので和室・洋室いずれにも違和感なく置いて使えます。
また、座り心地が柔らかいため、長く座っていても疲れにくいのが特徴です。
お手入れの面では汚れが付くとやや落としにくさがあるため、カバーをつけるなどの工夫もしましょう。
⑥カラー
カラーで選ぶ場合、テーブルなどの他の家具と統一感が出るように選ぶとよいでしょう。
具体的には同系色にすることです。
赤のチェアを置けば暖かい印象に。
オレンジや黄色のチェアなら活発さや華やかさを演出できるでしょう。
落ち着いた印象を求めるなら、黒や暗めの青、紺、グレーなどを選んでみてください。
一工夫加えたコーディネートとして、あえてダイニングチェアのみ別のカラーを採用するという方法もあります。アクセントになるため、個性を際立たせたい場合におすすめです。
人気がある高級ダイニングチェア5選
それでは、人気があるダイニングチェアを5つ紹介します。
①FRIDE
1つ目に紹介するダイニングチェアは、FRIDE(フリーダ)です。
フリーダは、設計士やインテリアデザイナー、カラーリストなどで構成された自社の企画・開発専門チームがデザインしました。
角張った背もたれがアクセントのフリーダは、しなやかなラインの背もたれと、鋭角なコントラストが輪郭を描いています。素材は軽めのレザー張りダイニングチェアです。
>>高級ダイニングチェアFRIDEはこちら
②HEDI
2つ目に紹介するダイニングチェアは、HEDI(ヘディ)です。
ヘディは、デザインや機能性、素材や色の組み合わせなど、多角的な視点で研究と開発に取り組んでいる自社の企画・開発専門チームがデザインしました。
伝統ある職人技と、洗練されたデザインが特徴的なヘディ。高品質ポリウレタンを使用しており、長時間座っていても疲れない座り心地の良いダイニングチェアです。
マテリアルはレザーとファブリックからお選びいただけます。
>>高級ダイニングチェアHEDIはこちら
③ROSE
3つ目に紹介するダイニングチェアは、ROSE(ローズ)です。
ローズは、多角的な視点で日々研究と開発に取り組んでいる自社の企画・開発専門チームがデザインしました。
薔薇の花びらをイメージするようなデザインのチェア・ローズ。自然なかたちを探求して生まれたローズは、伝統と革新を融合したエレガントなモデルです。
マテリアルはレザーもしくはファブリックからお選びいただけます。
>>高級ダイニングチェアROSEはこちら
④MAMA
4つ目に紹介するダイニングチェアは、MAMA(ママ)です。
ママは、多角的な視点で日々研究と開発に取り組んでいる、自社の企画・開発専門チームがデザインしました。
シングルソファのような、柔らかく包み込まれる座り心地のダイニングチェアのママは、花びらの輪郭を思い起こすデザインです。
脚にはキャスターが付いており移動しやすい仕様となっています。
>>高級ダイニングチェアMAMAはこちら
⑤AMBRA
5つ目に紹介するダイニングチェアは、AMBRA(アンブラ)です。
アンブラも、設計士やインテリアデザイナー、カラーリストなどで構成された自社の企画・開発チームがデザインしました。
背もたれと座面の柔らかな座り心地が特徴のアンブラは、シンプルでエレガントが融合したデザインです。そのため、さまざまなインテリア空間でお使いいただけます。
また、アームが付いているタイプもあり、お好みでお選びいただけます。
>>高級ダイニングチェアAMBRAはこちら
プロが本当におすすめする高級ダイニングチェア5選
ここからは、プロがおすすめするダイニングチェアを5つ紹介します。
①SIGMA
1つ目に紹介するおすすめのダイニングチェアは、SIGMA(シグマ)です。
シグマは、独創的でインパクトのあるデザインを創り出す、Maurizio Manzoni(マウリーゾ・マンゾーニ)と、著名な教授であるRoberto Tapinassi(ロベルト・タピナッシ)がタッグを組んでデザインしました。
洗練されたスクエアなデザインが特徴的なシグマ。背もたれと座面にはメタルフレームを採用しており、快適性に優れているダイニングチェアです。
>>高級ダイニングチェアSIGMAはこちら
②PI GRECO
2つ目に紹介するおすすめのダイニングチェアは、PI GRECO(ピグレコ)です。
ピグレコは、最前線の研究に時間を費やし、イタリアの伝統を守りつつモダンリビングの革新を追求している、Maurizio Manzoni(マウリーゾ・マンゾーニ)とRoberto Tapinassi(ロベルト・タピナッシ)がデザインしました。
スタイリッシュなレザー張りで心地よいカーブが特徴のピグレコチェア。脚と背もたれには耐久性があるメタルフレームを採用。
また脚には、床を傷つけないよう耐スクラッチ性と滑り止めラバーで保護しています。秀逸なデザインながら実用的なモデルです。
>>高級ダイニングチェアPI GRECOはこちら
③VESTA
3つ目に紹介するおすすめのダイニングチェアは、VESTA(ヴェスタ)です。
ヴェスタは、デザインの都市ミラノにて作品を手掛けている、Claudio Bellini(クラウディオ・ベリーニ)がデザインしたダイニングチェアです。
シンプルで上品なデザインのヴェスタ。背もたれと座面を、張地で包む仕様となっており、極上な座り心地とサポート力を体感できます。
>>高級ダイニングチェアVESTAはこちら
④VALLE
4つ目に紹介するおすすめのダイニングチェアは、VALLE(ヴァレ)です。
ヴァレは、さまざまな技法を取り入れる折衷主義デザイナーの、Mauro Lipparini(マウロ・リッパリーニ)がデザインした、フォーマルな印象に仕上げたダイニングチェアです。
回転式タイプのチェアなので、おもてなしする場面で活躍するでしょう。マテリアルはレザーとファブリックから選択が可能。背もたれはデザインが異なるタイプを2種類ご用意しています。
>>高級ダイニングチェアVALLEはこちら
⑤DOVE
5つ目に紹介するおすすめのチェアは、DOVE(ドーヴ)です。
ドーヴは、世界中で1,900以上のアイテム商品とインテリアデザインに携わっているMarcel Wanders(マルセル・ワンダース)のスタジオでデザインしました。
エレガントなシルエットが印象的なチェア・ドーヴは、ナツッジイタリアのバーラウンジエリアを演出するカウンターチェアです。マテリアルは、レザーとファブリックからお選びいただけます。
>>高級ダイニングチェアDOVEはこちら
毎日使うダイニングチェアだからこそデザインや座り心地にこだわる
今回は、ダイニングチェアの選び方や人気がありおすすめのチェアを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ダイニングチェアは購入前に、サイズやデザイン、座り心地などを確認しておきましょう。
しかし、座り心地や手触りなどは画像だけでは分かりづらいので、できればモデルルームや展示場などで体感することをおすすめします。本記事で紹介した内容を参考に、ご自身にぴったりのダイニングチェアをぜひ見つけてください。
ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。
イタリア家具ならナツッジイタリアにご相談ください。
記事の監修者
2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。
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