ソファでくつろいでいても、なぜか体は疲れてしまうという方も多いでしょう。
長い時間座っていても疲れないソファとして、高品質なソファの購入を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで本記事では、ソファに座っても疲れてしまう理由や疲れないソファの選び方を紹介します。
おすすめのイタリア製ソファも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
長時間ソファに座ると体が疲れる理由
柔らかい素材のソファに座っていても、長時間座っていると体が疲れてしまうことには、原因があります。
ここでは、主な3つの原因を紹介します。
同じ姿勢になりがちであるから
ソファに座る際は、テレビを見ることやスマートフォンを触るなどのように、1つのことを集中して行うため、気付かないうちに同じ姿勢になりやすいです。
柔らかいソファとはいえ、長時間同じ姿勢で座り続けると、体が固まり血流の流れが悪くなります。
血流が悪くなると、立とうとした瞬間に痛みを感じることもあるので、30分を目安に立ち上がって体をほぐすことをおすすめします。
反発がなく体が沈んでしまうから
ソファ自体が柔らかすぎることも、疲れる原因の1つです。
柔らかすぎるソファは一見座り心地がよさそうに感じますが、長い時間座ると体がソファに沈んでしまいます。
そして、体がソファに沈むことで無意識に力が入るため、体が疲れるのです。
また、ソファの反発がないと体が疲れるだけでなく、沈んだ体を起こすことも大変になるので、特に体を起こしづらい高齢者にはおすすめできません。
脚がむくんでしまうから
ソファに座る際には、足を下ろして座ることが多いでしょう。
足が地面に着いている状態で長い時間座っていると、水分や血液が脚に溜まってしまって脚がむくみます。
脚がむくんでしまうと倦怠感や脚が重く感じることがあるので、ソファの上に脚を上げてあぐらを組んだり、体育座りをするなどの工夫が大切です。
長時間座っても疲れないソファの選び方
続いて、長い時間座っていても疲れないソファを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
これから新しいソファの購入を検討していて、疲れないソファを選び方が分からない方はぜひ参考にしてください。
関連記事>>座り心地がよいソファの選び方とは?おすすめのソファも紹介
角度を調整できるリクライニングタイプのソファを選ぶ
リクライニングタイプのソファは、自分の姿勢に合うように自由に背もたれの角度が調整できます。
角度の調整をすることでこまめに体勢を変えられることは、大きな特徴です。
ソファによっては背もたれの部分を水平まで倒しきることで、ベッドのように使えるものもあるので、脚を伸ばして横になることもできます。
そしてリクライニングタイプのソファには、手動で動かすタイプと自動で動かせるタイプの2つがあります。
手動としてよく見られるのは、背もたれの部分を前に倒してから好みの角度に調節できるタイプです。
角度の調整には少し力が必要ですが電動に比べて安価なので、コストを抑えたい方におすすめです。
一方で電動タイプは、ボタンを押している間は自動で背もたれが倒れて、力を必要としないため、女性や高齢の方でも簡単に調整ができます。
ただし電動である分、電力を確保するためにコンセントにつなげる必要があります。
そのため、簡単に動かせずに費用が少し高くなる特徴があります。
頭の負担を減らすハイバックタイプのソファを選ぶ
ハイバックタイプのソファは、通常のソファに比べて背もたれの部分が頭付近まである、背もたれが高いソファのことです。
背もたれが高いことで、背中はもちろん首もサポートされるのでリラックス効果は抜群だといえるでしょう。
ソファで頭まで寄りかかり、そのまま寝ることもできるのでソファで寝たい方にもおすすめです。
また、ハイバックタイプのソファのなかには、リクライニング機能が付いているものもあります。
頭まで寄りかかれて姿勢も好みの角度に調整できると、さらによいですよね。
通常のハイバックタイプのソファに比べて値段は高くなりますが、リラックス効果を高めたい方にはおすすめです。
しかし、頭まで寄りかかれるというメリットがあるのに対して、頭まで寄りかかることで姿勢が変えられないというデメリットもあります。
頭までソファに付けてしまうとリラックス効果が最大になるため、姿勢を変えづらくなります。
この場合、長い時間同じ姿勢になりやすく体が疲れてしまうので、脚を上げることや立ち上がって体を伸ばすなど、適度に姿勢を変える工夫は必要です。
反発力がある、ほどよい硬さのソファを選ぶ
柔らかすぎるソファは、体が沈んで反発力が得られず、無意識に全身の力が入ってしまうため体が疲れます。
座っても疲れないようにするためには、反発力のある、ほどよい硬さのソファが必要です。
では、ほどよい硬さの反発があるソファとは、どのようにして選べばよいのでしょうか。
ソファの内部の構造によって異なり、種類によって座り心地が異なるのでそれぞれの特徴を押さえて選ぶことが大切です。
ソファの内部には「コイルスプリング」「ポケットコイル」「Sバネ」「布バネ」の4つが組み込まれています。
たとえばコイルスプリングは弾力性があるため、ソファのどの位置に座っても同じ体制になるようなクッション性が特徴です。
ポケットコイルはベッドのマットレス使われているため、柔らかい弾力性があります。
Sバネは、コイルスプリングやポケットコイルに比べて弾力性と反発力で劣るため、安価なソファに使用されている傾向があります。
布バネは、ほかの鉄製の構造である3種類とは違って布製の構造となっています。
素材も1種類ではなく布やゴムなどさまざまな種類があります。
素材によっては高級なソファに使われていることもあるため、布バネというだけでは質の善し悪しは判断できません。
ソファの内部に入っている素材の種類だけで座り心地を判断することは難しいので、実際に座って座り心地を試してみることをおすすめします。
長時間座っても疲れにくいNATUZZI ITALIAソファ
最後に、長い時間座っても疲れにくいソファとして、NATUZZI ITALIAのおすすめのソファを4つ紹介します。
イタリア製のソファの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
CAMPUS(キャンパス)
CAMPUSはさまざまな分野でデザイナーとして活動している、マウロ・リッパーニがデザインしたソファです。
最新技術を取り入れて作り上げた、高い密度のウレタンが多層構造になっているシートを採用しているため快適な座り心地となっています。
また、デザイン面ではソファの外側の部分にバスケット織のスエードやゴールドのジッパーを取り入れているため、シンプルでありながらもアクセントがあります。
ソファを自由に組み合わせができるモジュール式となっているため、さまざまなレイアウトに組み合わせることが可能です。
長時間座っても疲れにくいソファCAMPUSはこちら
PABLO(パブロ)
PABLOはデザイン都市であるミラノを中心に活動している、クラウディオ・ベリーニがデザインしたソファです。
PABLOの大きな特徴は、背もたれの高さが2種類から選べることです。
機能性とデザイン性を調和させているため、快適さを追求したシステムソファでありながらも見た目の美しさも保たれています。
PABLOは皮と布の2種類から素材を選べるので、部屋の雰囲気に合わせてこだわることも可能です。
長時間座っても疲れにくいソファPABLOはこちら
GALAXY(ギャラクシー)
GALAXYは、設計士とインテリアデザイナー、そしてカラーリストが所属するナツッジデザインセンターによって、素材や機能性を追求してデザインされています。
GALAXYは電動のリクライニング機能が付いているものがあることや、頭を支えるヘッドレストや脚を置くフットレストを好きな位置に調整できることが大きな特徴です。
体が疲れないようにそれぞれの位置を調整することで、リラックスして過ごせます。
柔らかい素材で作られているものの、体を支えられるように内部がもっちりとしているため、座り心地は世界中から支持されています。
長時間座っても疲れにくいソファはGALAXYこちら
BALANCE(バランス)
BALANCEも、GALAXY同様に企画や開発の専門チームであるナツッジデザインセンターがデザインしたソファです。
BALANCEの大きな特徴は、位置の調整が可能なヘッドレストやランバーサポートによって腰を支える機能が付いていることです。
リクライニング機能がついているモデルもあるため、ソファの上で読書や映画鑑賞など長い時間座って作業をしても疲れないような快適な座り心地となっています。
また、リクライニング機能は隣接しているソファが別で付いているので、ソファごとにそれぞれ違った体勢でくつろぐことが可能です。
長時間座っても疲れにくいソファBALANCEはこちら
ソファに座っても疲れないためにはこまめに体勢を変えることが大切
いかがでしたでしょうか?
ソファに座っていても疲れてしまうのは、長い時間同じ体勢で座ることや反発がなく体が沈んでいることによって体が固まることが原因です。
疲れないソファの選び方としては、角度を調整できるリクライニングタイプのソファであるか、ほどよい硬さの反発力があるソファであるかがポイントです。
疲れないソファのおすすめとして、イタリア製のNATUZZI ITALIAソファであるPABLOやGALAXYなど、座り心地を追求したソファが挙げられます。
疲れないソファを選ぶためには、自分の好みに合っているかが大切です。
ソファを選ぶ際には、機能やデザインに合わせて座り心地も必ず確認しましょう。
ナツッジイタリアギャラリー横浜は、日本最大の正規専門ギャラリーとして、ソファを中心に200坪に約24シーンでエレガントな空間を創造しております。
イタリア本社デザイナーがコーディネートを手がけており、本場イタリアの空間に仕上げています。
イタリア家具ならナツッジイタリアにご相談ください。
記事の監修者
2018年2月にNATUZZI ITALIA GALLERY YOKOHAMA立ち上げを経て、ショップマネージャー就任。
年間100名以上のお客様にイタリア家具・インテリアのコーディネート、ご提案を行うコンシェルジュ。
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